営業マンって大変

おそらく、私よりちょっと年上の方だと思います。実に博識だし・・・。でも、もうちょっと日本の制度とか仕組みがおかしいと言うことにも気が付いて貰えたらと思います。

何しろこんな実例までありますから・・・

NEF経由ででる家庭用太陽光発電の補助金。

Kw当り、何とたったの　2万円　だそうです。

ま、そりゃそうでしょ。予算が無いから・・・。それに価格も下がるから公平性を鑑みると・・・。（っても既に10年前の3分の1だから出す理由は無い）

なのにまだ出しているのは、国の姿勢です！自然エネルギーを普及させる為の！下々のものにそれを示さないではおけないでしょう？

予算制度はそこに力をいれているということを世間にアピールすることにあるんです。それが不公平だろうが不公正だろうが、どうせ自分の金じゃないしと国家官僚さんは思っておられるんじゃないかしら・・・。

過去の経緯に関しては
http://www.watsystems.net/~trust/hojyokin2002matome.html
参照

まじめな設置業者さんは呆れてます。こんな補助金無いほうが良い！だって、そんなものの為に時間を割くと人件費が掛かっちゃいますからね。

だからこんなもん貰う為にわざわざ申請書書くなんて時間は無駄です。その分だけ仕事したほうが良いってね。言っている人いますもん。そりゃ、設置者が書けば良いんです。懸賞に出すよりは確実ですからね。

ちょっとだけご褒美よって・・・。でも、これって公金を使った買収システムじゃん。

でも、随分人を小馬鹿にしてくれちゃいますよね。だってNEDOの補助金で儲かっている企業とかが設置したらさらに儲かるんですから〜。

実例をばお教えしましょう。

12Kwで1500万円掛かりました。半分はNEDOが出します。で、半分は設置者負担。何と750万円も自己負担しないといけないのかと思われるでしょう？

それだけじゃないんです。特別償却っていうか儲かっているなら、その残り750万円の90％、つまり 675万円分だけ税金から控除できますのです。1000万円税金納めるなら325万円だけ納付したら良いのです。美味しいでしょ？

さらに残りの分も3年間掛けて減価償却して良いらしいです。

12Kwの家庭用よりも頑丈で性能の良い機器をお金まで貰って設置できます。うはうはですわ。で、そこで作った電力は全て自分のものだしね。結構なお話です。

これが補助金の実態です。素晴らしい国です。この国は・・・。こういうことはちゃんと報道されませんからね。